石破首相は14日の衆院本会議で、備蓄米の放出について「コメ流通の目詰まりが解消し、上昇した価格が落ち着くことを期待している」と述べた。
政府は原則、1年以内に同等・同量の国産米を政府が買い戻す予定だが、25年産米の作況が見通せないためだ。今回の放出では農水省と落札した集荷業者が協議の上で買い戻し期限を延長できることにしたそうだ。
そもそもコメは1995年まで一元集荷体制で政府が国に売らなければならない物だった。国は農家から高く買い取り、消費者に安く売る価格の二重統制だった。コメの消費量は1960年代から半減していることもあって、自主流通米の制度で、コメ価格に市場原理が導入され、コメの価格が品質や収穫高で大きく左右されるようになった。
備蓄米:不作などに備えて政府が一定量のコメを保管するもので、1993年産米の歴史的な凶作による「平成の米騒動」をきっかけに95年制度化された。100万トン程度を備蓄水準としている。







