2019年5月7日火曜日

令和


新しい年号がスタートした。志向館の予備校生に西暦と元号

2つが現存していることについて感想を書かせてみた。

以外に多く70%の予備校生が元号はあっていいという意見

だ。理由としては「大化以来続いているものを無くすのはも



ったいない」「他の国と違う独自の時間感覚を持っているのは日本人のアイデンティティ

ー」「国中が盛り上がるのは元気でいい」「それぞれの時代の風潮や出来事を表しやす

い」「天皇を尊重するアイデンティティーが好きだ」「日本の歴史は天皇と分けて考えら

れないから」などだった。私も元号の肯定派である。人生は短い。西暦で~年から~年で

は、どんな時代を生きたのか語るに実感が少なく、予備校生たちの言うアイデンティティ

ーを感じる時間の区切りが欲しい。

時間の流れはそれ自体意味がない。そこに、区切りをつけるのは、何かが始まり何かが終

わる自分なりの意味をみつけやすくなる。志向館の予備校生にとって令和元年は苦労の年

だ。しかし、その苦労は明るい未来を築く人生で無二の価値ある時間である。私にとって

昭和は試行錯誤の時代だった。平成は見つけた道をがむしゃらに進んだ時代だ。令和は私

の還暦以降の元号で、人生のまとめの時だ。きちんとした形を志向館のスタッフたちに残

したい。