センター試験が終わり、国公立の2次
試験(個別学力試験)の出願も完了した。
1月の中旬から始まっている、看護等の
専門学校ではいち早く合格発表が始ま
った。今日は志向館グループのインタ
ーアクトの生徒たちの応援に北陸学院
高校の玄関に1時間いた。寒かった。
他塾の皆様同様、志向館では入試の日に、「激励」「お立ち」などの呼称で、校門の
前で、生徒に顔を見せに行く。たくさんの学校の先生がおられた。先生方は出席を取るのが
公務である。「○○がまだ来てない。」「頑張ってこいよ!」「どうや調子は?」など先生はお声
がけをされる。中には、「あんた遅刻やぞ!もっと緊張感もって!しっかりしなさい!」とギリ
ギリに来た生徒に大声で叱咤激励をなさる先生もいる。こんな日でも、先生は事情も聞かず、
規律を重んじ、ビシビシ叱る。一方、生徒の方は慣れた受け流しで「はい。はい。」と答えて
いたが、試験当日なのにと思うと、気の毒に感じ、見知らぬ生徒だったが、そばを通った瞬間
に「頑張ってください」と声をかけてみた。生徒はこちらを見ずに、「はぁ。」と言ってくれた。
この少年に幸あれと思った。
昨日は、入試前日。英語の授業だったので、星稜高校の過去問を解いた。すでに宿題に
なっていて、みんな解答済み。さほど難度の高い問題ではなかった。もう、何度もやりつくした
設問ばかりだったので、石川県の公立高校では出題されない発音の問題に、やや長めに時間
を裂いた。「-ate や-ment の語尾で終わる単語は語尾の-ateから語頭に向かい、2個前の
母音にアクセントがあることがほとんどだ。【1】の問3のエen-vi-ron-ment」は1個前が-o-
2個前が-vi。だから、正解は2音節目の-vi-にアクセントがある。これは大学入試のテクニック
だ。」と言い放ってみた。生徒からは「ほーっ へーぇ 」のご評価をいただいた。さらに、一番
言いたいことに入り、「私立はウォーミングアップ。絶対合格間違いなし。だから、おれたちは
余裕で大学入試の先取りをしている。」と盛り上げてみた。みんな声を出して笑ってくれた。
最後に「リラックスしていけ。」と付け足した。
志向館の本館にもどると、二水出身の予備校の女子が、「結構できたよ」と言ってくれた。
にこやかだった。瞬間に「間違いなく通った」と思ってほっとした。自習室で朝から、身じろぎ
もせず問題に取り組む難関私大狙いの予備校生と国公立理系の医療系の附属出身の男子
がいた。声はかけない。男子に直前の声援はさほど必要いないと思っている。
関西の私大をを皮切りに、大学入試地方試験の章が始まったのだ。次いで、関東私大の章
と続く。しっかり挑戦の曲を弾いて来てくれと祈る。これから2月、3月は入試と合格発表の協奏
曲が流れ続ける。