2013年2月8日金曜日

国公立大の倍率

国公立大2次試験の倍率が出揃った。

金沢大学は倍率の低い学部ベスト10に

3学部も入っている。だからといって金沢

大学が難度の低い大学というわけではない。


おそらく、激戦であろう。志向館の金大出願者は、はじめから県外を

考えていない上位層が目立つため、A判定B判定で前期一発で

決めようとする館生が多い。特に倍率が低いのが人文である。全国2位

の倍率の低さである。1位は筑波技術大学。しかし、この大学の

受験者資格は視覚や聴覚などが不自由な方だったと記憶している。

となれば、金沢の人文が一般受験生が受験できる日本一倍率が

低い大学ということになる。人文は志向館の生徒だけで、判断すると

女子の受験が多い。私見ではあるが、女子はセンターの平均点が

下がると、割合から判断すべきところを、絶対点が気になり、出し控え

(出願ちゅうちょ)をするのではないだろうか。出願に際しては、河合

ベネッセ、代ゼミの3社データーを使用し細かく分析する。「いける!」

と私が旗を振っても、志望校を下げて、A判定で受験できる大学に

してしまう。館生の人生は私がアドバイスできるところには限度がある。

残念に思うが「そうか、がんばろう!」で面談は終了する。ただ、今年は

上位校の生徒たちで、志望校を変えない館生が昨年より多かったように

感じた。学校の担任の先生であろうか。数年前から比べると、安全志向と

はいえない進路指導のように感じるときがある。

  若者に挑戦させるのはいいことだ。安全ばかり考えて、育てた子ども

たちが、冒険しない人生が最高と考え、冒険しない日本を作り、冒険する

国にどんどん追いつかれるのも悲しい。人生何が良かったかはわからない。

ただ、努力の土俵は必死になれる土俵のほうが人間力をUPするのは確実

です。