2013年1月18日金曜日

予備校 激励会

  明日はいよいよセンターテストです。
志向館の予備校ではセンター前日は激励会です。
激励といっても「激」しいものではなく、
ここで、一度区切りをつけるための式典の一種です。
左の写真は激励会で予備校生全員に配ったものです。
リボンのかかった箱はゴンチャロフのチョコレート。
バレンタインには早いんですが、先生方の気持ちです。
 



  以下に今日の私の話を投稿しておきます。

  私は試験の時はいつも緊張します。緊張しなかった
 ことはありません。今でもちょっとしたことで緊張します。
今、皆さんの前で話しているときも緊張します。人間は緊張すると
鼓動が高まり血圧が上がり、いつもと違った感覚を実感します。
一種のストレスです。
   しかし、緊張は脳に血流を増加させ、脳の神経が活性化し
試験問題を解く準備が整うのです。決して悪い体調ではありません。
むしろ、緊張していないときに人は失敗をしでかすケースが多いのです。
大切な試験です。リラックスなどしている場合ではありません。
緊張している時の方が良い結果を出せる可能性が高いからです。
 ただ、一つだけ注意してはしいのは「欲」です。本番の時だけ、
極端にいい点数を出そうとすると、解けない問題でもしつこく
時間をかけて考えてしまい、結果的に解ける問題を落としてしまう
ことがあります。
 緊張して解けないのではなく、もともと解けない問題に時間を
かけて解ける問題まで落としてしまい、合計点を下げてしまうこと
になります。実力以上の力を出そうとする「欲」に問題があり、
緊張それ自体で失敗することはないのです。
 「いつも通り」にという試験前のよくあるアドバイスには、欲をだし
過ぎてはいけないという戒めがあります。無欲でしっかり緊張して
ください。