2016年7月11日月曜日

改 憲

  改憲に賛同している党を計算に入れると、いよいよ、改憲に向かって日本は動くのでしょ

う。自分が改憲論者かと聞かれれば、「憲法9条は文面が現在の自衛隊の存在に合ってい

ないから、直せばいい思っています」と答えます。すると私は改憲論者となります。そうなると、

「自公派ですね。日本は戦争にまきこまれますよ。」と返事が返ってきます。

  なぜ、改憲=戦争となるのか、護憲論の方の発想は時々極端な気がします。そもそも、

すべての法は時代とともに変わっていくのが当然です。憲法とて例外ではないでしょう。

  もし、憲法が為政者の暴挙を抑制するためだけに存在するのならば、何百年経っても、

今の憲法を基本に、わが国の安全保障に取り組めと?憲法は11章103条と説明が少なく、

現状に合わないところは、解釈でしのぐのは当然でしょう。でも、解釈が確定し、明文化する

総意が高まれば、改憲するのは当然と思います。

  それでも変えられないのなら、政治に民意が反映されず、敗戦時に侵略戦争を反省し、

民主国家として出発した当時の価値観のまま私たちは生活していくいうことになります。

これで次世代の若者は納得するでしょうか?

  もし、昨今の政治離れという批判が要を得ているなら、今この時が、日本人を政治に引

き寄せる好機ではないかと思います。今のままでいいと決めてかかるのは、政治に躍動感

がなく、政治離れを加速します。変わる可能性を否定した未来には、わくわく感もありません。

  今日は、志向館予備校の館生に小さな紙を分けて、選挙にいって投票したかどうかを○

×で答えていただきました。予備校生の諸君は「○対×」は「2:1」志向館の予備校では3分

2は投票に行ったことになります。

  憲法改正のハイライトは憲法9条です。ちなみに、私は非戦論者ですから、憲法の9条文

に「防衛のための応戦以外、現戦力の行使を固く禁じ、集団的自衛権はわが国の防衛におい

てのみ、その効力を認める」として欲しいと思います。 

  憲法改正には国民投票が必要です。私はこの子達とともに日本の行く末を案じ、積極的

に関与したいと思います。