2012年10月28日日曜日

秋の面談

秋の面談が始まっています。志向館では年に数回、定期的に館生と面談を実施しています。高校1年生は文理決定に関が主な話題。2年生は高校生活3年間の半分が過ぎて、そろそろ将来の進路に話題が及びます。受験生は具体的に大学、学部の選定が主流となります。特に受験生はこれまで受験している模試の結果が戻ってきて、ファーストオピニオンである学校の先生のご意見に加え、私たちにもセコンドオピニオンを求めてきます。最終的に決めるのは受験生本人ですが、過去のデーター分析や本人の性格、家庭環境にいたるまで話が及ぶことも多いのです。大学受験は一大イベント。人生を左右します。しかし、私は一番大切なのは保護者のご意見だと思います。よく聞くのは一方的に「先生がこういった」「自分はこうしたい」といって子どものほうが押し切ってしまうということです。志向館で学習している館生にとって大学進学は当たり前。だけど、これまで、育ててくれて、これからの学費を工面してくれ、いざと言う時、真っ先に駆けつけてくれるであろう保護者の意見はメインオピニオンであるはずです。受験生諸君の「大学に行かせて欲しいんです。お願いします。」の一言。保護者に照れながらも言うことができれば一人暮らしのできる立派な若者です。