毎年、志向館の予備校ではセンター試験の出願手続きをすべて志向館が実施
しています。志願票の書き方から検定料の納入にいたるまですべてです。
予備校生は卒業証明書と検定料と420円の切手を持参するだけでいいのです。
おそらく、県下の全日制の予備校でここまでやるのは志向館だけではないでしょうか。
さて、今年は受験教科事前登録制が始まり、理科、社会に関して細かな規定が
できました。初年度とあって受験社の表記の仕方も統一しておらず、お世話に
なっているベネッセのマナビジョンブックを参照していると、金沢大学、人文学類の前期の
備考で「歴公は公民内の同時判定不可。」とありました。富山大学の人文学部の
前期の備考をみると「歴公は地歴より必ず1科目以上受験すること。」とあります。
両校とも主旨は同じです。歴公とは地理歴史という教科の世界史A 世界史B 日本史B
日本史B 地理A 地理B 6科目と、公民という教科の現代社会 倫理 政治経済
倫理政治経済 4科目のあわせて 10科目のことをさします。金沢大学は歴公から
別の表で2科目選ぶように指示があり、さらに「公民内の同時判定は不可」とあるので
社会はどうしても地理歴史から1科目または2科目選ぶか、地理歴史から1科目と公民
から1科目選ばなくてはなりません。また、富山大学では別の表で歴公2科目選ぶように
指示がありさらに「歴公は地歴より必ず1科目以上受験すること。」となっていますので
地理歴史から1科目または2科目選ぶか、地理歴史から1科目と公民から1科目選ぶ
ことになるのです。複雑なようですがしっかり読めば、かならず理解できる内容です。
めんどくさがらず、制度の理解も受験のうちと考えて慎重に取り組んでください。
注) 両校とも世界史A 日本史A 地理Aは別表で除外されています。お間違いの
ないようにご注意ください。