2020年3月8日日曜日

コロナに負けるな ②

コロナ対策は除菌の前の大掃除から
















 世界中がコロナの話題である。朝からTVはずっとコロナ。マスコミの影響は大きい。
本当に除菌スプレーは有効かとか、コロナの影響で割箸や納豆が品薄になるとか。
(割箸や納豆の原料のほとんどを中国で生産してるため)
 厚労省の大臣まで出演していた。私たち塾業界といえば、学生が学校に登校しなくなったが、並行して休んでしまうと収入がなくなるため、ほとんどの塾は何かの形で営業している。

 今日の朝刊の大手のチラシでは3月16日から春期講習のアクションをとっている。私たちと同じようなスケジュールである。学校が休みになっても、生徒たちは塾にいく。低学年の子供たちは学童にいく。たまりかねた自治体では、学童の環境よりは良しとして学校を開放して子供たちの世話をしている小中も出てきたと聞く。

 生徒たちのほうは3日も休みが続くと家にいるのは飽きてくる。部活もなく、仲間との接触もなく、家で課題をこなせと言われても、我慢が出来ない。高校生はスマフォ等でしょっちゅう連絡を取り合っている。だいたいつも、連絡を取り合っているのだから、家にいて隔離されれば、その頻度も増す。誰かかが、「うちん家来ん?」と配信すれば、こっそり家を抜け出す。友達の家についたら、「BもCも呼ぼうぜ」となって。学校より、学童より、商業施設よりもっと狭い環境が待機している自宅に生まれる。
 
 「休校にした」と首相は国家の威信をかけた収束策を世界に発信する。日本はがんばってますと声高らかにアピールするのもいいのだが、ネット配信授業など、インフラを整える懸命の努力がない。相変わらず教材やプリントを多量に渡して、「やってこい」である。高校生に聞いてみた。「うちらには関係ないし」「若い人はほとんど発病せんし」といっていた。